岩手宮城内陸地震を忘れない
2008年6月14日の岩手宮城内陸地震から今年で12年。
震災遺構の旧祭畤大橋は今も震災の恐ろしさを伝えているが、時間の経過とともに記憶も薄れつつある。
特に今年はコロナの影響で、4年前から旧祭畤大橋で開催していた、日本空糸(株)さん主催のレスキュー訓練も開催中止になっている。
厳美地域活性化推進協議会では、一昨年昨年とレスキュー訓練見学会を開催してきた。
祭畤温泉かみくらのおかみさんから震災の体験談を伺ったり、救命救急の体験会を行い、あらためて岩手宮城内陸地震を風化させないよう後世へ語り継ぐことの大切さや防災への意識を地域の方々と再確認してきた。
今年はひっそりとした6月14日を迎えることになるが、6・14を決して忘れず、震災に対する心構えと備えは常に持ち続けていたい。