金色の風01

「金色の風」に思いを込めて

曇り空の下、5月15日に達増拓也岩手県知事をお迎えし、岩手県のフラッグシップ米「金色の風」の田植えが厳美13区にある阿部さんの田んぼで行われた。
阿部さんの田んぼは、良く晴れた日には須川岳を望むことができ、初夏には蛍が舞う自然豊かな場所にある。
普段は人通りもまばらな地域が、勝部修一関市長、神崎浩之岩手県議会議員、生産関係者や市内の中学生の他に報道陣も詰めかけ、この日はお祭りのような騒ぎとなった。
阿部さんは「この日のために半年前から準備をしていた。知事がいらっしゃるなんてそうそうないことなので、良かった。」と話す。
今年は新型コロナウイルス感染症の影響で、例年以上に苦労しながらの作付けだったと思う。
達増知事からは「自粛している方たちにも、美味しいお米を届ける事は大きなエネルギーになり、感染拡大防止に貢献することにもなる。」と激励のお言葉をいただいた。
秋には日本中で岩手の美味しいお米「金色の風」が食され、生産地の中の一つである「厳美」の名が知れ渡ることを願う。

金色の風02

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